『ユリ根』

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~どんな野菜??~

姿を見てわかる通り、ユリ根とは百合の球根部分です。

昔からお正月の料理として馴染みのある野菜です。

今では他の料理に使われる事が多くなってきましたが、昔の名残で流通はお正月前が一番多いです。

植え付けから栽培までに6年もの年月が必要で、収穫してからも時間を置かなければ甘みが得られません。

栽培自体が難しく、作るにも食べるにも時間のかかる野菜です。

 

~豆知識~

<食よりも薬>

日本に伝わった際は、薬としての効果が大きく期待され実際に薬の材料として使われていました。

その後食用としても利用されるようになりました。ただ、レシピサイトなどでも「薬膳料理」のカテゴリでの紹介が多く、やはり「薬用」と認識されている人が多いようです。

 

~成分と効能~

・食物繊維・・・水溶性と不溶性の両方がバランスよく含まれています。腸内の清掃に効果を発揮します。

・ビタミンC・・・肌や細胞を活性化させ、シミソバカスを防ぎます。含まれる量としては多くはありませんが、でんぷんにより成分がガードされているので熱を加えても失う事がありません。

・カリウム・・・体内の不要な塩分を体外に排出する力があります。高血圧の予防に非常に高い効果を発揮します。

・葉酸・・・血液を作り出す際に必要な栄養分です。また、細胞の形成にも大きく関わっており、胎児の頃に不足すると異常がでるとされています。その為妊婦さんや妊活中の女性は積極的に摂取する事が必要です。

・リン・・・体内で大部分を占める成分の1つです。生きていく上で必要不可欠な成分ですが、摂りすぎるとカルシウムの吸収を阻害します。

・糖質・・・体内でエネルギーに変換されます。脳や神経を始め、体を動かす際の主成分となります。ただし、過剰摂取すると体内に脂肪として留まるので摂りすぎには注意が必要です。

 

~特産地~

東アジアを中心に自生している野菜です。

日本には中国から伝わったとされており、江戸時代から栽培され始めました。当初、用途は薬としてでしたが食用としても食べられるようになりました。

国内で食用として知られている物の多くは北海道で栽培されています。

丹波地方での栽培も行われていて京懐石では多く登場する野菜の1つですが、京野菜としては認められていません。

 

~旬の時期~

収穫後に2、3ヶ月寝かせる事で甘みが増します。

お正月料理に使う事を考え12月に出荷できるよう、10月頃から出荷が始まります。

秋から冬にかけてが旬の時期で美味しく食べる事ができます。

 

~いい物の見分け方~

身が固く締まっていて色の白い物が新鮮です。色が紫っぽい物はアクが強い傾向があります。

身がばらされてパック詰めされている物と丸のまま売られている物がありますが、丸のまま売られている物の方が新鮮なので見かけたらこちらを買う方が良いです。

 

~保存方法~

身がばらばらの物・・・冷凍保存がむいています。1度下茹でしてからラップに包んだり密封袋に入れて保存してください。

丸のままの物・・・購入時にくずと一緒に売られていれば、そのまま袋に入れて野菜室で保存してください。くずが無い場合は新聞紙などで包み、袋に入れて野菜室に入れます。大体2ヶ月ほど日持ちします。

※どちらも水には濡らさないでください。痛みが早くなります。

 


~人気の食べ方~

<ユリ根のサラダ>

―材料(4人分)―

・ユリ根  1

・マカロニ  50

・人参  10cm

・グリーンピース  お好みで

・マヨネーズ  大さじ3

・塩こしょう  少々

 

―作り方―

1.ユリ根はばらばらに剥がし、軽く茹でます

2.人参は角切りにして茹でます

3.グリーンピースはサッとゆで、水にさらして鮮やかな色を出しておきます

4.マカロニを茹でます

5.ボールに茹でて水気を切った野菜とマカロニを入れ、マヨネーズと塩こしょうで味付けをします

6.器に入れてできあがりです

※和のイメージが強いユリ根を洋としてどうぞ。

ユリ根は茹ですぎに注意してください。

他の野菜はお好みで入れ替えれば彩りに変化が出ます。

 

~ダイエット効果は?~

むくみの原因を取り除く、肌荒れを防ぐ、食物繊維が腸を綺麗にしてくれる。このようにユリ根は美容と健康に対して優れた効果を発揮するので一見女性にはうれしい野菜です。

しかしそれ自体のカロリーが高いので、「痩せる事」に対しての効果はあまり期待できません。

糖質制限ダイエットをしている人には特に向いていない野菜です。

 

大人気の野菜を美味しく頂きましょう!



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